4位鹿島戦を控えた3位浦和は、元鹿島のFW興梠慎三(27)が鍵を握る。ホーム鹿島戦では1得点も、後日Jリーグが誤審を認めた。今回は「すっきりと決めたい」と笑う。ここまで10ゴールを記録し、川崎Fと並ぶリーグ最多の55得点の原動力になっている。開幕戦ではシュートゼロも、MF柏木、原口のゴールを引き出した。前節大宮戦の先制点も、興梠が得たPKをMF阿部が決めた。根底には「誰が決めても勝ち点3が取れればいい」。数字に表れない貢献度が、興梠の持ち味になっている。