名古屋の元日本代表DF田中マルクス闘莉王(32)が初めて主将を任された。名古屋は24日、愛知・豊田市で始動。西野新監督からの任命を1度は断ったという闘莉王だが「楢(崎)さんが理想のキャプテンだったから。でも監督からは今まで通りやってくれと言われた。自分のやることは変わらない」と受諾。01年から13年間主将を務めたGK楢崎の後任として気を引き締めた。

 西野監督は「闘莉王の影響力は攻守ともにある。チームの象徴であることは間違いない」と強調した。闘莉王は試合中にキャプテンマークを巻いた経験こそあるが、初のチーム主将就任に「W杯でサッカーが注目される年に優勝したい」と意気込んだ。