規律違反で柏から離脱したMFレアンドロ・ドミンゲス(30)が、フリーの立場で複数のJクラブと交渉していることが明らかになった。柏の関係者によると、同選手はすでに解雇されており、違約金なしの完全移籍が可能とあって、ブラジルの地元メディアでは名古屋などが移籍先に挙がっている。レアンドロは10年の入団から5度の退場処分を受け、ネルシーニョ監督がその都度、改善を勧告。だが4月2日のナビスコ杯・甲府戦で乱暴行為で退場後、ロッカールームで同監督に対し、著しく不適切な暴言を吐いたという。クラブは「クラブ秩序を著しく乱す行為」として同8日に解雇通知を出し、本人も承諾。実力は折り紙付きだけに、国内外での争奪戦が本格化している。