満身創痍(そうい)のG大阪MF遠藤保仁(34)が、大阪ダービーに強行出場する意気込みを見せた。16日は次節C大阪戦(20日、万博)に向けて練習再開。10日天皇杯、13日リーグ戦と続いた広島との2連戦で右肩と右足甲を打撲した遠藤は、ランニングだけの別メニュー調整を強いられた。長谷川監督は「結構、腫れがあるみたいです。肩も負傷しているし、経過を見ないといけない」と心配顔。それでも大黒柱は「腫れていますけど、気合でどうにかなる」と強気だった。

 W杯中断明け後は7勝1分け1敗で5位に急浮上。3位鳥栖に勝ち点4差、4位鹿島には同3差に迫り「鹿島には1試合、鳥栖も手の届く場所にいる。追い越したい」とギラリ。傷ついた体にムチ打って、優勝争いに絡む。