J2札幌が、今月26日からの沖縄1次合宿で、J1相手の実戦を行うことが9日、分かった。昨季は12日間と短期間だったため、合宿終盤に琉球大と1試合実施して終了。今季は3週間と期間が延びたこともあり、バルバリッチ監督の方針で、フィジカルチェックだけでなく最大2試合、レベルの高い相手との実戦チェックをまじえる方針となった。

 沖縄合宿序盤は、フィジカル強化がメーン。クラブでは、本格的に戦術練習が入る合宿終盤の2月10日から14日までの5日間で、最大3試合を組む方向で調整している。対戦相手は大学生と1試合、J1とは1~2試合を実施する。当初、実戦は熊本2次合宿に入ってから増やす方針も、クラブ関係者は「合宿期間も長いため、監督と話して、実戦を複数、組んだ方がいいという結論になった」と話した。

 2月18日からの熊本2次合宿は、18日間で最大4試合実施する。開幕前最後の実戦は3月1日。沖縄1次合宿開始から約6週間で、最大7試合の実戦を行いながら、3月8日のJ2開幕に合わせ、チームを仕上げていくことになる。