欧州選手権でイタリアが準決勝進出を決めたことを受けて、25日付独紙ビルトは「我々はイタリアを相手に帳尻を合わせる」と報じた。

 06年W杯準決勝でドイツがイタリアに敗れたことを踏まえ「苦手な相手との6年前の古い請求書を清算できる」とリベンジへの意欲を表現。「賭けよう、今回は勝ち進むのは我々だ」と自信を示した。この試合を、ドイツ代表はホテルでテレビ観戦。06年W杯メンバーのクリストフ・メッツェルダーは「イタリアは難しい相手で、トーナメントではやりにくい相手。6年前の借りを返さねば」と話した。また、80年大会優勝メンバーで現ブレーメン代表取締役のクラウス・アロフスは「イタリアは勝つべくして勝った。しかし、ドイツは今大会ベストのプレーを披露しており、決勝に到達すると確信している」としている。