同じ街のライバルとして激しい対抗意識を燃やすセビリアとベティスが、大地震に苦しむネパールのために立ち上がった。スペイン・アス紙(電子版)が報じている。

 ネパールでは先月25日に大地震が発生。現時点で6000人以上が死亡し、負傷者が約1万1000人にも及ぶなど、深刻な被害に遭っている。

 世界各国が救助活動を展開する中、4月30日にはセビリアとベティスの両会長が共同記者会見を開催し、ネパールへの支援を表明した。

 セビリアは2日に行われるスペインリーグ第35節のレアル・マドリード戦で、スペイン2部リーグに所属するベティスは同日のリャゴステラ戦で募金活動を実施。2クラブの選手たちは国連児童基金(ユニセフ)の活動を支援するスローガンが記されたユニホームを着用する。【超ワールドサッカー】