第1戦が行われ、ウォルフスブルク(ドイツ)がホームでRマドリード(スペイン)を2-0で破って先勝し、4強進出へ大きく前進した。

 前半18分、左サイドからのMFドラクスラーのクロスに走り込んだMFシュルレがMFカゼミロに倒されてPKを獲得。これをDF口ドリゲスが相手GKナバスの逆を突いてゴール左へ左足で蹴り込んで先制。さらに同25分、左サイドからドラクスラーがドリブルで中央へ切れ込み、右サイドのFWエンリケへパス。エンリケがグランダーのクロスを入れると、ニアサイドへ走り込んだMFアーノルドが相手DFの前に出て左足で流し込んで追加点を奪った。

 Rマドリードはボールポゼッションは圧倒したが、FWベンゼマが前半41分に負傷交代するアクシデント。シュート数も21本と相手の倍以上だったが、枠内は3本と正確性を欠いた。

 Rマドリードのジダン監督は「0-2で負けるとは思っていなかった。ウォルフスブルクはうまく試合に入っていた。後半は良かったが、我々には集中と動きが欠けていた」と話した。

 第2戦は12日に行われる。