プレミアリーグで2日、日本代表FW岡崎慎司(30)の所属するレスターが、クラブ創設133年目での初優勝を決めた。日本選手としては2012~13年、マンチェスター・ユナイテッドにいた香川真司(27)以来となる。

 日本選手で初めて欧州の主要リーグで活躍した奥寺康彦は、当時世界最高峰と呼ばれたドイツへ渡り1シーズン目の1977~78年、ケルンでリーグ優勝を経験した。

 2000~01年にはローマ(イタリア)の中田英寿が1部リーグ(セリエA)制覇に貢献した。特にシーズン終盤のユベントス戦で0-2の後半途中から出場し、1得点1アシストで引き分けに持ち込んだ活躍は語り草になっている。

 01年に稲本潤一が加入したアーセナル(イングランド)はプレミアリーグを制したが、稲本には出場機会がなかった。08~09年にリーグ初優勝したウォルフスブルク(ドイツ)で長谷部誠は主力として活躍した。シーズン途中に入った大久保嘉人は出番が限られた。

 香川真司は10年にドルトムント(ドイツ)入りし、リーグ連覇の原動力となった。12年に移籍したマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)でも優勝。主要リーグ以外では、中村俊輔がセルティック(スコットランド)の中心選手としてリーグ3連覇に大きく貢献した。