イングランドはアウェーでスロベニアと0-0で引き分けた。

 イングランドGKハート(トリノ)の好守が目立つ試合だった。前半10分にはバックパスをカットされるミスから相手FWベジアク(ダルムシュタット)と1対1のピンチとなったが、積極的に前へ出て防ぎ、後半2分のCKからMFクルティッチ(アタランタ)のニアからゴール右上を狙ったヘディングシュートも、ゴール寸前で左手でかき出すなど無失点に切り抜けた。イングランドは終盤にFWルーニー、ラッシュフォード(ともにマンチェスターU)を投入。後半37分にはMFリンガード(マンチェスターU)が強烈な右足ミドルシュートを放ったが、相手GKオブラク(Aマドリード)の好セーブに阻まれるなどゴールを割れなかった。

 リトアニアはホームでマルタを2-0で下し、スロバキアもホームでスコットランドに3-0で快勝し、ともに初勝利を挙げた。

 2勝1分けで勝ち点7のイングランドが首位を守り、1勝2分けの勝ち点5でリトアニアとスロベニアが並んだ。1勝1分け1敗で勝ち点4のスコットランドが4位。

 W杯本大会へは各組1位9チームが出場。各組2位のうち上位8チームはプレーオフへ回る。