2位バルセロナがFWスアレスのスーパーゴール、FWメッシの2得点でセビリアにホームで3-0と快勝し、3連勝。レガネスを4-2で下して5連勝とした首位レアル・マドリードとの暫定2差を守った。

 バルセロナが8分間でセビリアを粉砕した。まずは前半25分、メッシが右サイドをドリブル突破しクロス。これはニアで相手DFにクリアされたが、浮き球となったボールをスアレスが右足のバイシクルシュートを鮮やかに決めて先制。同28分にはカウンターからFWネイマールのクロスがファーへ流れたところをスアレスが体勢を崩しながらもマイナスに折り返し、走り込んだメッシが右足で流し込んだ。さらに同33分、左CKからの攻撃で浮き球となった相手クリアをメッシが強烈な左足ボレーを決め、あっという間に3点を奪って試合を決めた。

 ルイスエンリケ監督は「前半は素晴らしかった。セビリアは我々を脅かすことはできなかった。最後は試合のコントロールを失ったが、満足している」と勝利を喜んだ。

 スーパーゴールを決め、ここ7試合で7得点を挙げ今季通算24ゴールとして得点ランクトップのメッシと3差で2位のスアレスは、「ストライカーはゴールがどこにあるか知っているものさ。ボールが空中にあったので選択肢はほかになかった。ああするしかなかったのさ」と鼻高々に振り返った。