-多分、監督も新しい監督になって選手も入れ替えとかも多くなると思うんですけど、来季についてどういう風に考えていますか?

 「まず来季もどうなるかわかりませんしね。僕自身も。インテルに残るかもしれないし、移籍するかもしれないし、それはわかんないですけど、自分のやるべきことは全く変わらないんで。どのチームに行ってもチームのために貢献する。僕を求めてくれる場所で、チームに貢献したいというただそれだけなんで」

 -2年前にシーズン終わりにお話をうかがった時に、僕はインテルに残りたいとおっしゃってたんですけど、その気持ちはちょっと変わりましたか?

 「サッカー選手である以上は、試合に出るということが大前提ですし、試合に出て勝って、努力している意味というか心の底から喜びを自分自身は感じるんで。ワールドカップもありますし、試合に出てないともちろん代表にも選ばれないし、ワールドカップもいけないだろうし、その危機感は僕自身は常にあるから」

 -では来季はインテルへの愛よりはどちらかというと試合に出れるチームという?

 「インテルへの愛ということを色々皆さん書かれてますけど、愛というよりか感謝というところですね。自分を育ててくれたクラブで、チームメートもそうだし、スタッフも大好きな人ばかりで、そこの感謝という部分ですよね。クラブが求めるならもちろんそこで貢献するために努力はするけど、クラブが必要ないというなら荷物をまとめて出て行くだけなんで。それに全く戸惑いもないし、自分のいる場所、置かれた場所で、努力をするそのシンプルなことだけですね」