スペインリーグで13日(日本時間14日)、レアル・マドリードはビリャレアルに0-1で敗れた。14日のスペイン紙マルカは以下のように報じた。

 試合はレアルのペースで進んでいたが、ハンドが見逃されたり、相手GKアセンホの好守などでゴールを奪うことができず、後半43分にカウンターからフォルナルスに技ありのループを決められて敗戦した。

 試合後の記者会見でジダン監督は「説明するのが難しい。我々はすべてのことをした。たくさんのチャンスがあったが、ゴールは決まらなかった。説明がつかない。悪い流れが続いていて、選手にとって厳しい状態。彼らを非難することはできない。悪い時期で難しい敗戦。なぜなら我々はこのダメージを受けるのにふさわしくないのだから。ネガティブなものの中でポジティブなものを探さなければならず、木曜日には流れを変えるチャンスがある」と気持ちを切り替え、流れを断ち切ることが大事なことを主張した。

 レアルの悪い流れは数字にも表れており、8年ぶりのホーム2連敗、9試合で勝ち点わずかに12、12年ぶりにスペインリーグのホーム戦2試合連続無得点。また、エースのクリスティアノ・ロナルドもここまで4得点、311分に1点で、05-06年マンチェスターU在籍時の前半戦1点以来の低い数字となっている。