クロアチア1部リーグの強豪ハイデュク・スプリトにJ1鹿島から移籍した日本代表DFの伊野波雅彦(25)が7日、チームが合宿を張るオーストリアのバートクラインキルヒハイムで入団会見を行い「クロアチアでステップアップして、一年でも早く次のレベルにいくことが目標」と話した。

 契約は2年。背番号は阪南大、FC東京、鹿島でも親しんだ「19」に決まった。ハイデュク・スプリトを選んだ理由について「いくつかオファーがあったが、一番熱心だった」と明かした。

 既にチームの練習にも参加している。「第一印象は溶け込みやすいチームという感じ。同じ年代の選手も多いので一緒に成長していければいいと思う」と語った。