<ブンデスリーガ:デュッセルドルフ1-4ウォルフスブルク>◇27日◇デュッセルドルフ

 ウォルフスブルクの日本代表MF長谷部誠(28)が今季初出場となったアウェーのデュッセルドルフ戦でアシストを決める活躍を見せた。

 2-0とリードした後半19分。右サイドからのスローインをDF裏に抜けながら受け、すぐさま中央へクロス。これをFWドストが右足で流し込んだ。今年3月10日レーバークーゼン戦以来のアシスト。長谷部はドストへ猛ダッシュして、がっちりと抱擁した。

 マガト前監督が成績不振を理由に25日に退任。この試合からケストナー監督代行が指揮を執った。仕切り直しの一戦で、長谷部はアシスト以外にも、鋭い右クロスや、しつこい守備など攻守に奮闘。前節まで最下位に低迷していたチームを8戦ぶり勝利に導いた。

 長谷部誠の話

 アシストよりもチームが勝ったのが大きい。試合に出られないで歯がゆい思いをした。試合に出ていなくても見ている人は見てくれていると感じた。でもまだ1試合出ただけ。