国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は29日、国際サッカー連盟(FIFA)が2022年のW杯カタール大会の開催を夏から冬へ移行することを検討している問題について、同年の冬季五輪に影響はないとの見通しを示した。ロイター通信が報じた。

 数週間前にFIFAのブラッター会長とこの問題について話したというバッハ会長は「これはFIFAの議論であってIOCは干渉できない」とした上で「FIFAもIOCも世界的なスポーツ大会の日程が重なることを望んでいないので、解決策は見つかるはずだ」と述べた。