トリノの劇的逆転勝利の裏で、ジュゼッペ・ジネッティGKコーチ(55)にとんだ災難が降りかかっていた。

 トリノは13日のジェノア戦に2-1で勝利。0-1の後半ロスタイムに2点を挙げて逆転するというドラマチックな勝利だった。

 だがジネッティGKコーチにとっては「ドラマチックすぎた」ようだ。勝ち越しゴールに興奮した同コーチは跳んだり跳ねたりした際にアキレスけんを断裂してしまった。

 トリノの公式サイトによると、同コーチには手術が必要で、今季はもう指導ができないという。クラブは声明文の中で「ジェノアを相手に驚異的な逆転勝利を収めたにもかかわらず、ロッカー室には悲しみの余韻が漂っていました」と記した。