モイズ氏が23日、マンチェスターUの監督を解任された後、初めて沈黙を破り声明文を発表した。

 「世界で有数のビッグクラブ、マンチェスターUの監督として指名されたことは私の中で最高に誇りに思うことであり、今でも誇りに思っていることである。短い期間ではあったが、マンチェスターUが特別なクラブであることを知ることができた。監督に就任したその日から、クラブのスタッフらが私を家族のように温かく迎え入れてくださったことに感謝している。そしてシーズン中、クラブを支えてくださったサポーターにも感謝している。そして、私の能力を信じ監督に指名してくださったファーガソン氏に感謝の意を伝えたい」というもので、コーチ・スタッフとサポーターには感謝すると述べているが、選手らには一切触れていないことから、英ミラー紙は「選手への感謝を述べることを拒否した」と伝えた。

 英デイリーメイル紙は、選手らは「尊敬の念を失った」と報じ、モイズ前監督の実力が疑問視され始めたころ、ロッカールームでは、度々モイズ元監督がいつ解任されるかを賭けるなどの行為もされていたとした。