マルセイユは26日、ベルギーリーグのスタンダールからベルギー人FWミヒー・バチュアイ(20)を完全移籍で獲得したとクラブの公式サイトで発表した。契約期間は5年。

 なお、移籍金は発表されていないものの、フランスメディアは600万ユーロ(約8億4000万円)前後になったと報じている。

 かつてアルゼンチン代表やチリ代表、ビルバオを指揮したマルセロ・ビエルサ監督を新指揮官に任命した昨シーズン6位のマルセイユは、巻き返しを狙う新シーズンに向けて積極的な補強を見せている。25日にレンヌからフランス代表招集歴のあるMFロマン・アレッサンドリーニ(25)を完全移籍で獲得した同クラブは、その翌日にベルギー期待の若手FWの獲得を発表した。

 2011年に17歳でトップチームデビューを果たしたバチュアイは、昨シーズンのリーグ戦で得点ランキング2位に入る21ゴールを記録したベルギー期待の若手ストライカーだ。今夏の移籍市場では、アーセナルやポルト、ベンフィカなどのビッグクラブが獲得に関心を示していた。【超ワールドサッカー】