<セリエA:レジーナ2-1カターニャ>◇4日◇カターニャ

 カターニャFW森本貴幸(19)が、4日のレジーナ戦(ホーム)で0-1の後半21分から出場、4月27日のウディネーゼ戦に続き2試合連続出場で、同23、34分に決定的なシュートを放つも決めきれず、チームは1-2で敗れた。

 後半34分にはDF3人に囲まれる中で放ったシュートをはじかれ、ピッチをたたいて怒った。森本は「チャンスもあったのに決めきれなかった。悔しかった」と振り返った。降格圏の18位パルマと勝ち点1差の17位に転落し、残留争いでがけっぷちに立たされた。

 この日はU-23(23歳以下)代表が参加するトゥーロン国際大会(20日開幕)公式サイトの選手リストに名を連ねた。正式なものではない候補リストで、協会関係者が「プログラム作りなど、あくまで便宜上のリスト」と言うものだが、初招集への期待は高まる。その中、森本は「今は残留が目標。残り2戦、どっちか絶対に勝って残留に導きたい」と誓った。(猪野真美子通信員)