<ブンデスリーガ:シャルケ2-2ボルフスブルク>◇5日◇ゲルゼンキルヘン

 ボルフスブルクMF長谷部誠(24)が、日本代表合流前の大きな手みやげを逃した。昨季欧州CL8強のシャルケを相手に、アウェーながら後半ロスタイムまで2-1とリード。しかし、ラストプレーとなったCKから同点ゴールを許し、2-2で引き分けた。長谷部は後半20分から途中出場し、44分にはボールカットから果敢なドリブル勝負を挑んだ。相手2人を抜き去ったが、3人目のDFに倒され、シュートは打てず。それでも「ドイツでやってきて、何をしなければいけないか分かってきた」と振り返った。W杯予選へ向けては「ウズベキスタンに勝てば勢いに乗れる」と言葉に力を込めた。(西村友通信員)