セルティックＭＦ水野晃樹（２３）が６月３０日、チーム合流のため渡英した。２９日に結婚式を挙げたばかり。恩師の元日本代表監督オシム氏から「スコットランド１年目で、プロとしての気構えを学んだはず。それを生かしてがんばれ」という旨の祝辞を受け取り「これまではサッカーを楽しみに行くという感じだったけど、今回は戦場に行くようなつもりでやる」と表情を引き締めた。

　前夜は披露宴の片付けなどが、午前２時までかかった。その６時間後に英国に向けて出発する強行日程だったが、しっかり切り替えた。「俊さんが抜けて、大きな穴があいたから、自分にとってはチャンス。俊さんと比べられる重圧はあるけど、自分らしさを前面に出してプレーする」と意気込んだ。常時出場すれば、日本代表復帰もみえてくるが「まずはレギュラー取り」とクラブでのプレーに集中する考えを示した。

　［2009年7月1日8時59分

　紙面から］ソーシャルブックマーク