<セリエA:カターニャ2-2シエナ>◇18日◇アンジェロ・マッシミーノ・スタジアム(カターニャ)

 カターニャの日本代表FW森本貴幸(21)が、「守備」で評価された。シエナ戦に先発出場し、3トップの左でプレー。不慣れなポジションだったが、ミハイロビッチ監督の指示を守り、カバリングに走った。そのため終盤の好機でシュートはゴール枠を外すなど、疲労感をにじませた。MFジャマ、マルティネスが負傷欠場し、FWマスカラが出場停止の中、絶好のアピールチャンスだったが不発に終わった。ミハイロビッチ監督は「守備ではよくやってくれた」と話したものの、少し不満の残る内容となった。(猪野真美子通信員)

 [2010年4月20日10時16分

 紙面から]ソーシャルブックマーク