日本代表MF本田圭佑(24)が1月31日、今夏移籍に向けて再始動した。欧州リーグ決勝トーナメント1回戦(17日)のPAOK(ギリシャ)戦をにらみ、所属するCSKAモスクワはこの日から9日までトルコ・アンタルヤ近郊のベレクで2次合宿を開始。アジア杯でMVPを取った本田圭は「優勝はよかったけど、もう終わったこと。強いところとやってレベルを上げたい」と気持ちを切り替え、約2カ月ぶりにチームに合流した。

 この日で移籍市場が閉まり、希望のビッグクラブへの移籍は今夏にずれ込んだ。ACミランなどのクラブが興味を示したものの、移籍時に発生する違約金2000万ユーロ(約22億円)が足かせになった。しかし、今夏では1200万ユーロ(約13億2000万円)に減るとの情報もあり、本田圭にとって有利に進みそうだ。(金額は推定)

 [2011年2月1日8時41分

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