今オフは、サイドバックが売り手市場だ!
W杯日本代表DF内田篤人(26=シャルケ)に、アーセナルが獲得の興味を示していると、23日付の英デーリー・メール紙(電子版)が報じた。DFバカリ・サニャ(31)が今季で契約が切れるため、獲得候補に挙がっている。欧州主要リーグでサイドバックは人材不足に陥っており、内田もW杯の活躍次第では、さらに注目を集めることになりそうだ。
女性人気の高いウッチーは、ピッチ内でもモテモテだ。ベンゲル監督が率いるビッグクラブ、アーセナルがDF内田の獲得を目指していると、23日付の英デーリー・メール紙が報じた。
今季35試合に出場したDFサニャは、契約が満了する。給料面でクラブと折り合いが合わず、退団が濃厚だ。マンチェスターCと、週給15万ポンド(約2600万円)の3年契約を結ぶとも同紙は報じた。
サニャの後釜候補は、内田の他にMFチャンバーズ(19=サウサンプトン)DFオーリエ(21=フランス1部トゥールーズ)DFリチャーズ(25=マンC)らが挙がっている。
サイドバックは、欧州主要リーグで人材不足になっている。BミュンヘンDFラーム、バルセロナDFダニエウ・アウベスらベテランの大物は移籍金が高く、獲得は難しい。その点、内田は移籍市場の動向を報じるサイト「トランスファーマーケット」によると、移籍金の相場が528万ポンド(約9億円)と、アウベスらの約3分の1。また同サイトではシャルケとの契約は15年6月まで残り1年で、クラブにとっても移籍金が発生する売り時。強豪で経験を積んでいる20代は、年齢でも金額でも狙いやすい存在だ。
右太もも裏のケガで、今季は17試合出場にとどまったが、実力は折り紙つき。チェルシーのモウリーニョ監督にも13年11月、欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグで対戦した際に「攻撃に費やす時間が長く、やりにくい選手」と言わしめた。
今オフ、マンチェスターUはDFエブラを残留させパリサンジェルマンはDFダビドルイスを獲得するなど、DFから補強に着手しているクラブが多い。内田も2度目のW杯を契機に、さらなる飛躍を遂げられるか。
◆現在の欧州移籍市場状況
多くのトップクラブがDFの人材難にあえいでおり、センターバック、サイドバック(SB)問わず、いずれも売り手市場。人気選手は金満クラブではないと手が出ない状況になっている。内田と同じ右SBではアウベス(バルセロナ)がパリサンジェルマンから興味を示され、サウサンプトンのイングランド代表左SBショーは、マンチェスターU入りがうわさされている。その他、フィリペルイス(Aマドリード)にチェルシーが、リカルド・ロドリゲス(ウォルフスブルク)にRマドリードが興味を示しているといわれる。

