<ブンデスリーガ:マインツ2-0ドルトムント>◇20日◇マインツ

 ドルトムントの23歳以下チームに登録されているMF丸岡満(18)が、ブンデスリーガ日本人最年少となる18歳でリーグ戦に初出場した。2点を追う後半34分。クロップ監督から「お前ならできる。楽しめ」と肩を抱かれ、背中を押されてピッチに飛び出すと、最初のプレーで中央を果敢にドリブル突破。倒されてFKを獲得する好プレーを見せた。

 C大阪から、今年1月に1年半の期限付き移籍。デビュー戦の緊張で、遠慮気味のプレーもあったという。それでも最初のドリブルで「いけるんじゃないか」と手応えもつかんだ。その後も相手のパスを素早い飛び出しでカットするなど、短い出場時間ながら、印象を残した。「デビューできて取りあえず良かった。でも負けると悔しい。切り替えて次の試合に呼んでもらえるように頑張ります」と、次戦の24日シュツットガルト戦へ目を向けていた。