[ 2014年2月20日4時44分 ]女子SPを終え頭を抱えながら引き揚げる村上(撮影・井上学)<ソチ五輪:フィギュアスケート>◇19日◇女子ショートプログラム

 五輪初出場の村上佳菜子(19=中京大)が、納得いかない様子で演技を終えた。

 冒頭の3回転-3回転のコンビネーション・トーループは勢い、キレともに納得いくジャンプでスタートしたが、中盤の3回転フリップが1回転となってしまった。「ひとつ失敗してしまったことが、すごく悔しい。ショートは練習でもミスがなかった。だから余計悔しい」と唇をかんだ。

 得点も55・60点と村上のシーズンベスト(64・73点)からすると、厳しい評価となってしまった。

 引き揚げる村上は、SP15位に頭を一瞬抱えながらも「明日のフリー最高の演技をしたい」と気持ちを切り替えていた。