<アジア大会:陸上>◇第10日◇28日◇韓国・仁川

 エース各の鈴木雄介(26=富士通)とともに、メダルが期待された高橋英輝(21=岩手大)は、1時間24分4秒で最下位の7位(出場9人で2人は失格)に終わった。

 10キロ付近までは、5人で先頭集団を形成していたが直後からガクンとペースダウンした。9月の日本インカレを制すなど、今季ベストでは鈴木に次ぎ2番目のタイムで臨んだが「まだ力がないことが分かった。冬や春の疲労が抜けきらなかった」と、コンディション調整の失敗も敗因に挙げた。必死に切り替えるように「いいレースばかりじゃない。今日のことを忘れずに、世界を目指すステップにしたい」と話した。