<世界陸上>◇22日◇ベルリン五輪スタジアム

 男子400メートルリレーはジャマイカが37秒31の大会新記録で優勝し、日本(江里口、塚原、高平、藤光)は38秒30で過去最高成績に並ぶ4位に入ったが、3位だった昨年の北京五輪に続くメダル獲得は逃した。

 ジャマイカの第3走者、ウサイン・ボルトは北京五輪に続き、100メートル、200メートルと合わせた短距離3冠に輝いた。

 男子棒高跳びの沢野大地(千葉陸協)は5メートル50の10位に終わり、北京五輪王者のスティーブン・フッカー(オーストラリア)が5メートル90で勝った。

 女子の日本勢は5000メートルの小林祐梨子(豊田自動織機)が11位、中村友梨香(天満屋)は12位。400メートルリレー、1600メートルリレーはともに予選で敗退した。

 女子ハンマー投げはアニタ・ボロダルクジク(ポーランド)が従来の世界記録を16センチ更新する77メートル96で初優勝した。