男子100メートルで日本歴代2位の10秒01を持つ桐生祥秀(19=東洋大)が、復帰レースで優勝した。決勝に登場して10秒19をマークして、フィニッシュ。5月末の右太もも裏肉離れで長期離脱したが、約4カ月ぶりの大会で短距離エースの力を発揮。同種目では初めて学生日本一に輝いた。

 桐生は「めちゃくちゃ楽しかった。優勝は当たり前にいきたかった。足の違和感もなく、疲労も少ししかなかった。優勝してホッとした感じ」と話した。