2008年北京、12年ロンドン両五輪の陸上男子400メートルリレーで優勝したジャマイカのネスタ・カーターが、北京五輪のドーピング検査で採取した検体の再検査で陽性反応を示したと報じられた問題で、メンバーの一員だったウサイン・ボルトは11日、違反が確定した場合は金メダルを返還する準備があることを明らかにした。ロイター通信が報じた。

 ボルトは「金メダルを手にするために何年も努力したので残念だが、返還する必要があれば、そうするしかない」と語った。