陸上の男子100メートルで昨年40代では史上初となる9秒台で、自己最高の9秒93をマークした40歳のキム・コリンズ(セントクリストファー・ネビス)が8月にロンドンで行われる世界選手権を最後に引退する意向を表明した。大会公式サイトが12日、伝えた。

 2003年に世界選手権の100メートルを制したコリンズは「ロンドンが最後になると思う。一番上の息子はもう19歳。でも若い世代に体に気をつければ、選手生活を長く続けられると示せたのは素晴らしいこと」と述べた。