女子マラソンの加納由理(32)が所属先のセカンドウィンドACを退部することが31日、分かった。クラブが公式ホームページで発表したもので、川越学監督は「本人と話し合いをした結果、新しい環境でオリンピックにチャレンジすることになった」としている。移籍先などは未定。

 加納は2007年、資生堂から加入した。マラソンでは09年の世界選手権で7位に入賞し、昨年の名古屋国際女子では優勝した。だが、今年は4月のロンドン・マラソンを体調不良で、7月の札幌国際ハーフマラソンは左ふくらはぎの痛みのため欠場した。