22日に行われるロンドン・マラソンの前回優勝者が17日、ロンドンで記者会見し、男子のエマニュエル・ムタイ(ケニア)はロンドン五輪代表選考を兼ねたレースに向け「厳しい戦いだが、トップ3に入れば代表になれると思う」と抱負を語った。

 世界最強のケニア代表候補は6人で、ロンドンは世界記録を持つパトリック・マカウや世界選手権2連覇のアベル・キルイら4人が対決する。15日のロッテルダム、16日のボストンでライバルが低調だったこともあり、E・ムタイは「タイムより勝負に集中したい」と話した。

 女子のメアリー・ケイタニー(ケニア)は五輪切符を目指し「勝つことが重要」と意気込んだ。