８月に行われる世界陸上モスクワ大会の男子マラソン代表・川内優輝（２６＝埼玉県庁）の物まねで、大会を混乱させたとして、アスリート芸人・Ｍ高史（２８）が１０日、活動拠点がある東京・外神田の事務所で謝罪会見した。

　Ｍ高史は４日、埼玉・春日部で行われた春日部大凧マラソンの１０キロの部に出場。ハーフマラソンの部にゲスト出場した川内と間違えた一般ランナーやファンから握手、記念撮影攻めとなり、会場の一部で混乱を生じさせた。本人は、そのたびに自分が川内をまねする芸人であることを告げた上で応じていた。

　それでも「関係者や何よりも川内選手にご迷惑、お騒がせして申し訳ありません」と謝罪。川内には共通の知人を通じて、また埼玉県庁にも謝罪したという。条件付きで「埼王県庁」のユニホームも使用許可され「今後もご本人を尊敬して迷惑のかからないように物まねさせていただきます」と話した。