<陸上:ダイヤモンドリーグ第1戦ドーハ大会>◇10日◇ドーハ

 女子400メートルは金メダリスト3人が激突し、11年テグ世界陸上優勝者のアマントル・モンショー(29=ボツワナ)が49秒88の今季世界最高記録で優勝した。

 昨年のロンドン五輪200メートル金メダルのアリソン・フェリックス(27=米国)が2位、08年北京五輪優勝者のクリスティーン・オフルオグ(28=英国)が3位だった。

 注目は05年以降にドーハで10回優勝(100メートル3回、200メートル2回、400メートル5回)しているフェリックスだった。200メートルまでは持ち前のスピードを生かしてリードしたが、そこから徐々にペースダウン。350メートル手前でモンショーにかわされた。

 モンショーは昨年のロンドン五輪は4位と、少し調子を落としたシーズンだったが「今年は49秒を切れる手応えがあるし、モスクワで世界陸上のタイトルも守れると思う」と、自信を取り戻していた。