<陸上:日本選手権大会兼アジア大会代表選考会>◇第2日◇7日◇福島市とうほう・みんなのスタジアム◇男子800メートル予選ほか

 男子800メートル予選で第1組に出場した日本記録保持者の川元奨(21=日大4年)は、1分50秒70の1着で最終日の決勝に進んだ。

 競技が一時、中断されるほどの豪雨の中、この日の競技は進んだ。20度を切る気温もあり「寒い分、動きは悪かったかなと思う」と話した。

 5月11日の「セイコーゴールデングランプリ陸上2014東京」(国立)で、1分45秒75の日本記録をマークして優勝。同24日の関東インカレも1分46秒97の好タイムで制した。

 今大会では、アジア大会の派遣設定記録(A=1分43秒98、B=1分45秒49)切りが目標。最終日も降雨の予報でコンディションは悪そうだが「最低でも大会記録(1分46秒21)」と狙いを定めた。