日本選手権の結果を受け日本陸連は今日10日、世界選手権の代表選手を発表する。別項(◆)の選考基準から確定した選手はいるが、注目は今後の競技会の結果次第で、男子やり投げのディーン元気ら追加があるかどうかだ。代表選考基準の補足には、7月のアジア選手権(インド)の優勝者はA標準到達者の資格を有する、とある。これについて原田強化委員長は「(日本陸連が決めた)あるラインの記録を上回った場合」と話した。記録が低調な場合は除外されるようで、そのラインについては「それは言えません」と加えた。

 ◆世界選手権の代表選考

 日本陸連が独自に決めた派遣設定記録を突破し、日本選手権で8位以内に入れば自動内定。国際陸連が設定した参加標準記録A突破者は、日本選手権で優勝すれば代表決定となる。男子ハンマー投げの室伏広治は前回優勝者として出場資格を有する。これ以外はA標準、またはB標準突破者の中から理事会で選考される。