<陸上世界選手権>◇第1日◇10日◇モスクワ・ルジニキスタジアム◇男子100メートル予選

 日本陸連は11日、男子100メートルの山県亮太(21=慶大)が「左太もも裏肉離れ」と診断されたことを発表した。山県は、前日10日の男子100メートル予選に出場。ウサイン・ボルトと同組で走ったが、10秒21の4着で予選敗退。レース後にスタートから加速している間に左太もも裏に「衝撃があった」と報告。一夜明けて日本代表チームドクターから「肉離れ」と診断された。日本陸連は、18日の400メートルリレーで山県を起用しないと発表。バックアップ要員の藤光謙司(27=ゼンリン)が代役として起用される見通し。伊東短距離部長は「日本に帰ってすぐにMRI検査をさせる」と帰国させる方針を示した。