日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムのスポーツページです。



ここからこのサイトのナビゲーションです

共通メニュー

企画アーカイブズ

QAなう



  1. トップ
  2. ニュース
  3. 写真ニュース
  4. 日程&結果
  5. 選手名鑑
  6. 基礎知識

bj基礎知識

審判の笛には大きく分けて2つ

【第5回:バイオレーション】

 みなさんこんにちは! アシスタントコーチの比嘉です。06年1月20日、21日の埼玉戦は審判の笛がたくさん鳴る試合となってしまいました。

 bjリーグに限らず、バスケットのルールには、非常に複雑なものもあるので、なにが起こったのかわからないような判定もあったのではないかな、と思います。審判の笛には大きく分けて、バイオレーション(体の触れ合いや非スポーツマン的行為以外のルール違反)とファウルの2つがありますが、今回はバスケットボールの基礎知識として、そのうちバイオレーションについて解説します。

 バイオレーションには主に以下のようなものがあり、バイオレーションが起こったときは、相手チームのスロー・インでゲームが再開されます。

 ◆アウト・オブ・バウンズ ボールをサイドラインまたはべースラインの外に出したとき(ボールを持ったプレーヤーがラインを踏んでもアウト・オプ・バウンズになります)。

 ◆トラベリング ボールを持ったまま3歩以上歩いたとき。

 ◆ダブルドリブル ドリプルが終わったあとに新たにドリプルをしたとき。

 ◆3秒ルール ゴール下の制限区域(色がついているエリア)に、ボールをコントロールしているチームの選手が3秒以上とどまったとき。ただし、シュートを打てばカウントがリセットされる。

 ◆5秒ルール 至近距離でディフェンスされている状態で、ドリブルせずに5秒以上ボールを保持していたとき。また、スローインなど、リスタートを5秒以内に始められなかったとき。

 ◆8秒ルール ボールを奪ってから8秒以内にフロントコートに進めなかったとき。

 ◆24秒ルール ボールを奪ってから24秒以内にシュートをリングに当てることができなかったとき。

 ◆バック・コート・バイオレーション いったんフロントコートに入ったボールをバックコートに戻してしまったとき。

 また、シュートされたボールが最高点から落ち始めてからリンクより下に来るまでは誰もボールに触れることができません。防御側のチームが触れてしまったときはゴール・テンディングのバイオレーションとなり、得点が認められてしまいます。先日の埼玉戦の後半で、シュートブロックをしようとしたデイビッド(パルマー)がネットに触れてしまった場面がありましたが、こんな場合もゴール・テンディングになります(故意の場合はテクニカル・ファウルをとられるかも…)。

【ライター/福岡 哲朗】

bj基礎知識 最新の記事

記事バックナンバー






日刊スポーツの購読申し込みはこちら

  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. スポーツ
  3. bjリーグ特集
  4. 基礎知識

データ提供

日本プロ野球(NPB):
日刊編集センター(編集著作)/NPB BIS(公式記録)
国内サッカー:
(株)日刊編集センター
欧州サッカー:
(株)日刊編集センター/InfostradaSports
MLB:
(株)日刊編集センター/(株)共同通信/STATS LLC

ここからフッターナビゲーションです