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ディフェンスは大きく分けて2種類

【第8回:ゾーン・ディフェンス】

 みなさんこんにちは! アシスタントコーチの比嘉です。今回は、最近のスターターを例に使ってゾーン・ディフェンス(以下ZD)について解説します!

 ディフェンスには大きく分けてマンツーマン・ディフェンス(以下MD)とZDの2種類があります。MDはお分かりですよね。5人のプレーヤーがそれぞれ1対1で相手をマークする守り方で、まずこれがディフェンスの基本となります。そしてZDはそれぞれが担当するスペースを守るディフェンスで、そのスペースに入ってきた敵をマークし、そのスペースから敵が出て行けば、味方にマークを受け渡します。エヴェッサでは、前に2人、後ろに3人という陣形をとる、「2-3」(図)システムを使用することが多いですね。

kiso-chishiki_008.gif みなさんお気づきでしたでしょうか? ZDの長所の一つは、インサイドの守りが固くなること。例えばMDでは、ジェフ(・ニュートン)のマーク相手がアウトサイドに出て行ってしまうと、ジェフもついていかなければならないのでインサイドが開いてしまいますが、ZDでは常に背の高いジェフがゴール下にいることができます。また、味方が抜かれてしまったときに、すぐにカバーに行ける(ヘルプ・ディフェンス)ことや、ガード陣が前にいるので速攻が出しやすくなることも長所といえます。3月5日の新潟戦ではこれらの長所を活かし、相手ガードのペネトレイトを抑えて大逆転勝利を果たしました!

 逆に短所としては、MDと違ってキチンと練習を積んでおかないとマークが曖昧になってしまうこと、アウトサイドのシュートに弱くなってしまうことなどが挙げられます。ZDは奥が深いので、ここではあまり詳しく解説できません。企業秘密のシステムもありますし…。ごめんなさい! でも、上記のことを頭に入れて、僕たちがどんなときにZDを使っているのか考えながら試合を見てみてください。もっと試合が面白くなりますよ!

【ライター/福岡 哲朗】

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