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ファウルは大きく分けて4種類

【第6回:ファウル】

 みなさんこんにちは! アシスタントコーチの比嘉です。前回のバイオレーションに引き続き、今回はファウルについて解説します。

 ファウルには大きく分けてパーソナル・ファウル、テクニカル・ファウル、ディスクォリファイング・ファウル、アンスポーツマンライク・ファウルの4つがあります。

 パーソナル・ファウルというのはからだの触れ合いによって起こるもの。次のような種類があります。

 ◆ホールディング 相手を押さえる、またはつかまえること。

 ◆プッシング 相手を押すこと。

 ◆ハッキング 相手をたたくこと。

 ◆トリッピング 相手をつまづかせること。

 ◆ブロッキング 相手の進行を妨げること。

 ◆チャージング 相手に突き当たること。特に攻撃側によるものをオフェンス・チャージングという。

 この中でも、特に守備側のブロッキングと攻撃側のオフェンス・チャージングの判定は非常に紙一重で、よくもめます(笑)。

 守備側と攻撃側のどちらが先にポジションをとっていて、どちらがぶつかっていったのかによって判定が決まるのですが、例えば2月4日の仙台戦の第1Q残り5:05、J(波多野)が前から相手PGプレスにいって、コーナーに追い詰めたもののブロッキングをとられた場面。見方によっては相手PGのほうからJに当たっていったようにも…? Jはナイス・ディフェンスだったと思います!

 また、たとえ守備側が先にポジションをとっていて、攻撃側がぶつかっていったとしても、ゴール下に描かれた半円内(ノーチャージング・エリア)ではディフェンス・ファウルになってしまいます。FIBAルールには採用されていないもので、ゴール下でのディフェンスの待ち伏せを防ぐ目的がありますが、これもよくもめます(笑)。

 テクニカル・ファウルというのは、審判に抗議したり、ボールを放り投げて試合の進行を遅らせようとするなど、フェア・プレーの精神を逸脱した行為に適用され、相手にツー・スローが与えられ、さらに相手チームのボールで試合再開されます。

 ディスクォリファイング・ファウルというのは暴力行為に適用され、ファウルを行った選手(コーチの場合もある…)は即退場になります。

 アンスポーツマンライク・ファウルというのは、故意のファウルや異常に激しいファウルに適用されます。

 このように、ファウルにも色々な種類があるのですが、試合中どんなに熱くなっても、フェアプレイの精神だけは忘れてはいけません。肝に銘じておきます!

【ライター/福岡 哲朗】

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