タイムトライアルの世界王者、ファビアン・カンチェラーラ(29=スイス)は22日、世界選手権(9月30日~10月3日)が開催されるオーストラリアへ出発した。タイトルを守れるかどうかは「五分五分だ」としながらも、「自分はプロだ。ベストを尽くす」と話した。また、カンチェラーラは19日にサクソバンクから離れることを明らかにしたが、来季のチームが決まらない状況でもパフォーマンスには影響ないとした。移籍先は世界選手権が終了してから冷静に判断するとしているが、サクソバンクのチームメートであるシュレク兄弟が移籍するルクセンブルクの新チーム、スイスのBMCレーシング、オーストラリアの新チーム、ペガサスなどが興味を示しているもようだ。