F1のトヨタは27日、第3ドライバーの小林可夢偉(23)を今年最終戦のアブダビGP(11月1日決勝)で起用することを発表した。日本GP予選での事故で脊椎(せきつい)を痛めた正ドライバーのティモ・グロック(ドイツ)が大事を取ったため、ブラジルGP(9位)に続く小林の出場が実現した。トヨタ・モータースポーツのハウエット社長は「可夢偉は(豪雨の予選、晴天の決勝と天候が変化した)ブラジルGPの難しい状況でも、素晴らしい走りを見せており、再びティモの代わりに参戦することとなり期待している」とコメントした。