大型スポンサー不在で存続危機が続くF1スーパーアグリに救世主が現れた。チームは3日、ドイツの自動車部品会社バイグルとの資本提携で基本合意したと発表した。株式売却も含めて11時間にわたり交渉を行った末、成立目前まで迫った。合意の詳細は不明だが、鈴木亜久里代表は「これでレースを続けられる」と語った。バイグル社のバイグル社長は「F1にはスーパーアグリのような個人チームが必要」と話し、奮戦を続けるチームを支持していく姿勢だ。
一方で親チーム的存在のホンダからは、チーム存続を懐疑的に見る声が上がった。フライ代表は「ほかの出資者なしに、バイグルのような規模の会社がF1チームを支えられるとは思えない」と発言。スーパーアグリは今季開幕前にも、英コンサルタント会社と大筋合意しながら破談しており、契約成立まで予断を許さない状況は続きそうだ。



