国際自動車連盟(FIA)は17日、今年のF1の年間総合王者を、従来の得点制ではなく、勝利数で決めると発表した。昨年までの得点制では各GPの優勝者10点、2位8点、3位6点と、8位までが得点を獲得し、その累積で年間王者を決めていた。今年は勝利数を優先し、勝利数で2人以上が並んだ場合は得点順で決める。年間総合の2位以下と、コンストラクターズ・ポイント(製造者部門)は従来通り、得点制で争う。勝利数で競う方式を昨年に当てはめると、年間優勝は5勝のルイス・ハミルトン(英国)ではなく、6勝を挙げたフェリペ・マッサ(ブラジル)になる。