フィギュアスケートの世界女王で今季は休養中の浅田真央(24=中京大)が3日夜、福岡県宗像市で「パトロール」を行った。

 同世代の若者と一緒に社会貢献で日本を応援する「YOUNG JAPAN ACTION 浅田真央×住友生命」の一環で、プロジェクトリーダーとして大賞を受賞した「NPO法人 改革プロジェクト」の活動に参加し、副賞の100万円の活動支援金を贈呈。同団体は10年に設立され、海岸のごみ拾いや地域交流イベントなどを行ってきたが、13年1月からはパトラン(パトロールランニング)を発案。ランニングをしながら地域の見回りをしてきた。

 この日は浅田も約3キロ、40分のパトランに参加。「選考会の時に、皆さんがパトランをしている映像を見て、元気で明るく楽しそうと思ったのが、最初の印象でした。今回、実際皆さんと一緒に走って、とても楽しく、あっという間に終わりました。運動は自分の体にもよく、町も安全になるということで、一石二鳥の素晴らしい取り組みだなと思います」とコメントした。