ラグビー・トップリーグのヤマハ発動機を日本選手権で初優勝に導いた清宮克幸監督(47)が17日、東京・千代田区の日本記者クラブで会見し、2019年ラグビーW杯日本大会での日本代表監督に異例の立候補をした。

 今年9月に開幕するW杯イングランド大会で指揮を執るエディー・ジョーンズ監督の19年までの続投を期待したうえで「今やっていることは新しい挑戦なんですよ。挑戦が成功すれば、それが正しいということ。(成功の線引きは1次リーグ)2位通過でしょうね。失敗したらダメということ。違う方向にかじをきらないとダメでしょうね。ダメな結果が出れば、僕は候補の1人として名乗り出る」と思いを明かした。

 19年W杯の意義についても「日本人の体格でも戦えることを証明するための大会。大きい人がやるスポーツだという概念を崩すためにやる大会」と話した。