フィギュアスケート男子で11年世界選手権銀メダリストの小塚崇彦(26=トヨタ自動車)が、進退を今夏にも決断する意向を示した。

 11日、都内で行われたトークショーで今後に触れ、「4月から大学院に復学しました。修士論文があるため、ちょっとスケートのほうを3カ月間はお休みします。その進行状況で、その後を考えたい。戻るのか、戻らないのか」と心境を明かした。

 12位に終わった先月の世界選手権後には、「戦う意志があるなら続けるし、ないならやめる」と去就について述べていた。

 「ほぼ初めて」というこの日のトークショーには、都内の百貨店にファン約200人が集合。登場から黄色い歓声に包まれた。思い出の試合なども振り返り、ファンへのプレゼントじゃんけん大会なども開かれた。最後には「もし戻ってきたら応援よろしくお願いします」と笑顔で話していた。