世界ランク9位の伊藤美誠(14=スターツ)が、同1位丁寧(中国)に1-4で敗れた。

 第3ゲームまであっさり連取され、第4ゲームこそジュースの末に13-11でものにしたが、第5ゲームを8-11で奪われ終了。「3ゲーム目までは打っても全然決まらなくて、すごくいいボールを打っても返されるパターン」と、女王との差を実感した。それでも、第4ゲームは「コースを考えて攻めるようにしたら展開が良くなった」と、意地で一矢報いた。

 初挑戦した最強女王から1ゲームだけでも取れたことを前向きに考えている様子で「今回の大会はあまり悔しくない。ちょっとやりきった感はある。出し切れたので。でも、もう1ゲーム取りたかった」と話した。